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無銘 - Mumei - 2-1903

通常価格:¥770,000 税込
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無銘
-Mumei-

刃長65.0センチ 反り2.2センチ
元幅27.8ミリ 元重ね6.5センチ
物打幅22.0ミリ 物打重ね5.2ミリ
横手位置幅19.0ミリ 松葉先重ね4.5ミリ
裸身重量617グラム 拵に納めて鞘を払った重量1,047グラム
室町中期~後期 The middle ~ latter period of muromachi era
令和7年5月1日 福岡県登録
附属 藍鮫研出鞘九八式陸軍刀拵、銀地金鍍金はばき


大磨上。元先の幅差頃好く開いて中切先。反り深く優雅な体配を誇り、地鉄は小板目柾流れ、地沸付いて映り立ち、刃文は匂口明るく深く、湾れ調子に互ノ目を焼き、丁字刃交じり、刃縁には小沸が豊かに付き、小足入り、細かな砂流かかり、鋩子は乱れ込んで先丸く返っています。

附属する拵は、鞘を藍鮫研出とした特注の九四式陸軍刀拵です。昭和9年に制定された九四式陸軍刀は二個の佩鐶を備えることを特徴とし、本作も現在は第二佩鐶を失っているものの、鮫皮を用いた研出鞘をはじめ、桜花葉を配した金具、精緻な魚子地と金色絵、幾重にも重ねられた切羽など、一般的な実用本位の軍刀外装とは一線を画する入念な仕立てを見ることができます。軍刀は注文主の階級や資力、好みに応じて外装の仕様にも幅があり、鞘にも鉄、アルミ、革包、鮫皮を用いたものなど様々な仕立てが存在し、本作の藍鮫研出鞘はその中でもとりわけ装飾性に富んだものとなっています。その上質な仕立てと保存状態から、内地勤務の高級下士官が佩用していたものであろうと考えられます。

鮫皮の粒を全面に細密な景色として現した鞘は落ち着いた藍色を呈し、鐺、責金、佩鐶を含む金具類もよく残り、柄も目貫、縁頭、猿手に至るまで統一感ある意匠でまとめられています。柄糸や刀緒には時代を経た風合いを留めながら、柄にがたつきはなく堅牢で、鐔鳴りが僅かに認められる程度です。とりわけ鐺金具に表された桜花葉には著しい摩耗が見られず、軍刀として実用された品でありながら、外装全体が良好な保存状態を維持していることは特筆されます。室町期に遡る古刀を近代の軍刀として仕込み、上質な外装とともに今日まで伝えた一振であり、日本刀としての美術的価値に加え、近代日本における軍刀文化を伝える資料としても見どころの多い作品です。
刃長(cm)65 (二尺一寸四分五厘)
反り(cm)2.2 (七分二厘六毛)
元幅27.8ミリ
元重6.5ミリ
先幅物打幅22.0ミリ 横手位置幅19.0ミリ
先重物打重ね5.2ミリ 松葉先重ね4.5ミリ
目釘孔数3個
時代室町中期~後期 The middle ~ latter period of muromachi era
鑑定書
登録令和7年5月1日 福岡県登録
付属藍鮫研出鞘九八式陸軍刀拵、銀地金鍍金はばき
重量裸身重量617グラム 拵に納めて鞘を払った重量1,047グラム。

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