田植風景図大小鐔 無銘(会津正阿弥) -Mumei (Aizu Shoami)- 12-1638
通常価格:¥660,000
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田植風景図大小鐔
無銘(会津正阿弥)
-Mumei (Aizu Shoami)-
大 縦85.7ミリ 横79.9ミリ 切羽台厚3.6ミリ 重量153グラム
小 縦77.5ミリ 横71.7ミリ 切羽台厚3.4ミリ 重量117グラム
江戸後期 Late Edo period
附属 特別保存刀装具鑑定書、桐箱
会津正阿弥は江戸時代に会津を中心として活動した正阿弥派の一流で鉄地を用いた高肉彫や色絵を駆使し風景人物花鳥など多彩な題材の刀装具を数多く制作しました。江戸後期には会津を代表する刀装具師集団として知られ、優れた彫技と落ち着いた鉄味を備えた作品が今日まで伝えられています。
本作は、日本美術刀剣保存協会により無銘会津正阿弥として特別保存刀装具に鑑定された大小揃鐔です。表には田植風景が描かれ、大鐔には田植えをする三人の農夫達、小鐔には田植えをする人物と、畦に腰を下ろす人物を配し、農村の営みを情趣豊かに表現しています。裏には枯木と緩やかに流れる水景を表し、表の人物表現に対して静かな余韻を生み出しています。しっとりと潤いを帯びた鉄味は極めて良好で、高肉彫による人物や衣文の表現も細緻に仕上げられ、金銀赤銅の象嵌や色金を効果的に用いることで、素朴な田園風景に品格ある華やかさを添えています。
大小を並べることで一幅の風景画を見るような統一感が生まれ、本作の優れた構成力と高度な彫金技術を存分に味わうことのできる優品です。