井上真改造 長運斎綱俊上ル -Inoue Shinkai tsukuru Chounsai Tsunatoshi ageru- 3-954
通常価格:¥770,000
税込
井上真改造 長運斎綱俊上ル
-Inoue Shinkai tsukuru Chounsai Tsunatoshi ageru-
刃長57.4センチ 反り0.75センチ
元幅28.5ミリ 元重ね7.2ミリ
物打幅23.5ミリ 松葉先重ね4.5ミリ
物打重ね5.4ミリ 横手位置幅20.4ミリ
目釘穴1個
裸身重量588グラム 拵に納めて鞘を払った重量793グラム
江戸前期 The early period of Edo era
令和1年9月10日 鹿児島県登録
附属 保存刀装具鑑定書、茶皺革塗鞘脇指拵、素銅地金鍍金はばき
反り浅く、元先の幅差が頃好く開き、切先がやや延びた優美ながら鋭さを感じさせる体配を示しています。未鑑定刀につき真贋の程は不明ですが、銘文には井上真改の作を長運斎綱俊が磨り上げた旨が刻されています。地鉄は小板目肌がよく錬れて詰んで地沸が付き、鍛えの出来は良好で、地景も交じり、上質な地鉄を形成しています。刃文は匂口が明るく冴え、互の目に湾れを交えた華やかな焼刃を焼き、互の目丁子が交じり、足入り、葉・砂流し・金筋などの働きも豊富に現れています。刃縁には小沸が厚く付き、鋩子は焼きたっぷりと、直ぐに先丸く返って、品格のあるまとめ方であり、全体の出来を引き締めています。
附属する脇指拵も見所の多い優品です。鞘は茶皺革塗仕上げとされ、実用性と風格を兼ね備えています。総金具は銀無垢地による波濤図で統一され、堅牢な黒錆漆塗片手巻の柄と相まって武辺的な趣を醸しています。鐔は四分一地に梅樹図の寿次在銘品。拵全体の保存状態も良好です。さらに栗形は一般的な形状ではなく、棟方側に下緒を通す珍しい様式になっており、突兵拵を意識した本拵の大きな特徴となっています。
※鐔に僅かな鐔鳴りあり。柄にがたつき無し。
刀身は出来が良く、地刃ともに働き豊富で鑑賞価値が高く、附属する拵も上質な銀無