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無銘(長船兼長) -Mumei (Osafune Kanenaga)- 3-952

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無銘(長船兼長)
-Mumei (Osafune Kanenaga)-

刃長54.1センチ 反り0.6センチ
元幅32.5ミリ 元重ね6.7ミリ
物打幅29.2ミリ 横手位置幅27.9ミリ
物打重ね6.0ミリ 松葉先重ね4.75ミリ
目釘穴1個
裸身重量533グラム
南北朝時代 The period of Nanbokucho era
昭和36年4月21日 鳥取県登録
附属 特別貴重刀剣認定書、素銅地銀着はばき、白鞘


兼長は長船長義の門人で、南北朝時代の備前国を代表する長船派の名工であり、現存する在銘作は極めて少ないものの、同作中に重要美術品認定の貞治五年紀の脇指があり、皆焼風の作柄を示しています。この他に重要刀剣指定の至徳四年、及び特別重要刀剣指定の嘉慶二年紀の各短刀があり、この二振は前者以上に沸が強く、地刃の働きも豊富で、長義の作風に近似しながらも、それ以上に相州伝が強調された出来口を示している点が注目されます。刀の場合、その殆どが無銘の極め物であるが、長義に似て一段と沸が強く、刃中がよく働く、或いは子狐の刃を交えたやや乱れの大きな乱調な出来のものなどが多く見られます。

本作は大磨上無銘ながら、元幅32.5ミリに対して物打幅が29.2ミリ、横手位置でも27.9ミリを測るなど元先の幅差がほとんど開かず、さらに切先が大きく延びた南北朝期特有の豪壮極まる姿を示し、表裏には刀樋を鮮やかに掻き通しており、豪放な体配の中に研ぎ澄まされた引き締まりを与えています。
地鉄は長船派ならではの精緻な鍛錬により、小板目に杢目が交じってよく錬れ、細やかな地景が精緻に入り、地を眺めれば淡く映りごころが見られるなど、極めて高い潤いと変化に富んだ美しい肌合いを見せています。刃文は優美な湾れ調子に、互ノ目や丁字を交え、刃縁には地鉄に絡んだ細やかな砂流しや金筋をはじめとした様々な働きが盛んに現れており、極めて見応えがあります。鋩子は乱れ込んで先が丸く返るなど、兼長特有の相州伝を意識した華やかな個性が存分に発揮されています。
コレクションの白眉として末永く家宝にしていただくのにも、この上ない誇りとなる至高の優品です。
刃長(cm)54.1 (一尺七寸八分五厘三毛)
反り(cm)0.6 (一分九厘八毛)
元幅32.5ミリ
元重6.7ミリ
先幅物打幅29.2ミリ 横手位置幅27.9ミリ
先重物打重ね6.0ミリ 松葉先重ね4.75ミリ
目釘孔数1個
時代南北朝時代 The period of Nanbokucho era
鑑定書特別貴重刀剣認定書
登録昭和36年4月21日 鳥取県登録
付属白鞘、素銅地銀着はばき
重量裸身重量533グラム

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