源種廣 -Minamoto Tanehiro- 2-1836
通常価格:¥330,000
税込
刃長61.4センチ 反り1.2センチ
元幅28.1ミリ 元重ね7.2ミリ
物打幅22.9ミリ 物打重ね6.3ミリ
横手位置幅19.3ミリ 松葉先重ね5.2ミリ
裸身重量627グラム 拵に納めて鞘を払った重量983グラム
江戸前期 The early period of Edo era
令和4年9月13日 神奈川県登録
附属 銃砲刀剣研究会鑑定書、素銅地金着はばき、陸軍九八式軍刀拵
種廣は初代と二代があり、初代は俗名を市太夫と称し、江戸初期の寛永頃に活躍。平戸にても作刀しました。二代は名を市太郎と称し、江戸前期の寛文頃に活躍しました。
この刀は、元先の幅差が程好く開き、切先も中切先ながらわずかに延びごころを示す品位ある姿を呈しています。地鉄は小板目がよく錬れて詰み、細かな地沸が付き、刃文は直刃を基調としつつ、表は素直に、裏は僅かに湾れごころを交えた趣深い出来映えで、双方に足・葉が入り、刃縁や刃中には細やかな変化が随所に見られ、鍛と焼きの妙を静かに語っており、鋩子は直ぐに掃き掛けて先丸く返っています。
附属の拵は陸軍九八式軍刀拵の末期型で、鞘は木地に本漆を施した細かな叩き塗り仕上げの高級品。柄は本鮫に代えて鮫肌を模したセルロイドが用いられています。本漆塗りの鞘や、鐺金具に刻まれた桜花葉の摩耗が殆ど見られない点から、戦地携行ではなく、内地勤務の上級将校が佩用したものと推察されます。
なお、鐔鳴りと柄のがたつきが見られますが、いずれも容易に補修可能な軽微なものです。