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無銘(伝 末備前) - Mumei(Sue Bizen) - 2-1815

通常価格:¥880,000 税込
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末備前物と称される室町末期の備前物の中、祐定銘の作刀は多く、中でも与三左衛門尉、源兵衛尉、彦兵衛尉が有名です。刀剣の需要が多く求められた戦国期、備前刀は数多の戦に向けて数多く鍛えられ、そうした実用刀で俗名を銘切っていない末備前物を、数打と卑下する悪習が刀剣界にはありますが、粗製乱造されたわけではなく、俗名を銘切っていない作品の中にも、驚く程出来が良い作品が多々見受けられ、中には俗名個銘極めまで可能な出来優れた作も見られます。

制作時から数センチ区送りされ、茎は少し伏せられている。現状では元先の幅差目立っては開かず切先延びた豪壮な姿が印象的。地鉄は杢目がよく錬れて少しく肌立ち、淡く映りごころがあり、一部飛焼となる。刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れを焼き上げ、互ノ目の焼頭に足が頻りに入って丁字を成し、刃中には砂流が随所に見られ、鋩子は乱れ込んで先丸く返る。

附属のサーベル軍刀拵は、明治七年制定の陸軍尉官両手用サーベル外装で、この時代のサーベル式軍刀拵には、主に古い時代の刀が納められており、この拵も、室町期の姿優美な古刀が納められている。
柄にがたつきは無くしっかりとしているが、茎の脱着が少し固いため、茎にたっぷりと刀剣油を塗布してから柄を装着されることをお薦めします。


~附属の陸軍尉官両手用サーベル軍刀拵について~
官給下士官・兵用刀身は洋鉄(サーベル地金・軍規格の刀剣鋼)を使用し、最初から片手握りの柄形状に合わせた茎を持つ機械製刀身であったが、士官は伝統的日本刀を仕込む傾向が強かった。その為には、日本刀茎形状の無理な加工が必要であり、一方、刺突向 きの洋刀形式片手握りの柄は、騎兵科を除き日本人の伝統的斬撃用法に馴染まなかった。

これらの問題点を解決する為に登場したのが両手握りのサーベル軍刀拵である。
昭和7年、陸軍三十二年式改下士官刀、昭和9年陸軍将校用新軍刀、昭和12年海軍士官用新軍刀に衣替えをする迄、鐔護拳、柄の背金、一~二佩鐶、高彫模様等の相違により実に多彩なバリエーションが存在する。
陸・海軍共に、新軍刀が制定され、全てを新外装に換装した訳では無い。
陸軍は戦時の場合、新軍刀に類するもの(即ち旧軍刀など)の使用を容認し、海軍は新軍刀と長剣を併存させた。
従って、従来から旧軍刀を佩用した年配の士官や、旧軍刀を譲り受けた若い士官などで旧軍刀を終戦まで使い続けた例は多い。
(大村氏 軍刀サイトより転載)
刃長(cm)69.9 (二尺三寸零分六厘七毛)
反り(cm)2.2 (七分二厘六毛)
元幅29.7mm
元重7.1mm
先幅物打 24.9mm  横手位置 21.7mm
先重物打 6.2mm  松葉位置 5.6mm
目釘孔数2個
時代室町後期 The latter period of Muromachi era
鑑定書
登録昭和37年11月27日 奈良県登録
付属素銅地銀着はばき、白鞘 / 継木、陸軍尉官両手用サーベル軍刀拵(附 野戦用革覆)
重量裸身重量801グラム。  拵に納めて鞘を払った重量1,288グラム。

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