無銘 - Mumei - 2-1791
通常価格:¥550,000
税込
刃長76.3センチ 反り1.3センチ
元幅28.4ミリ 元重ね7.2ミリ
物打幅25.6ミリ 物打重ね6.0ミリ
横手位置幅22.2ミリ 松葉先重ね4.6ミリ
裸身重量881グラム。 拵に納めて鞘を払った重量1,198グラム。
江戸前期
The early period of Edo era
昭和26年4月28日 秋田県登録
附属 素銅地銀鍍金はばき、焦茶皺革塗鞘打刀拵(柄新調渡し)
元先の幅差が目立たず、中切先やや延びごころを見せ、小板目に杢を交えた地鉄が流れ、匂口明るく冴えた互の目乱れを焼き上げています。刃文は箱がかりを呈しつつ、一部に蟹爪風の刃や尖り刃を交え、細かな砂流しや葉・足を見せ、飛焼も加わり、働きに富み、鋩子は乱れ込んで先丸く返り、全体として覇気と冴えを兼ね備えた出来栄えです。
附属の拵は保存状態が良く、柄にがたつきはありませんが、鐔鳴りがございます。鞘を払って構えてみると、反りは浅めながらも手元重心で取り回しに優れ、実用性を感じさせる一振。素銅で統一された金具は飾り気を抑えた無骨さの中に気品を漂わせ、簡素ながら格調の高さを備えています。
昭和26年4月、秋田県大名登録刀であることからも、伝来の確かさが窺えます。研磨を施したうえで保存刀剣鑑定をぜひご受審ください。
金具を高く評価しての価格設定となっておりますが、もし現代金具を用い簡易武用柄でのお渡しをご希望の場合は、表記価格よりお求めやすい 396,000円(税込) にてお譲りいたします。ら、表記価格よりお安く、396,000円(税込)にてお譲り致します。