家長 - Ienaga - 2-1793
通常価格:¥330,000
税込
刃長62.3センチ 反り2.5センチ
元幅28.8ミリ 元重ね6.6ミリ
物打幅20.5ミリ 物打重ね4.2ミリ
横手位置幅16.3ミリ 松葉先重ね3.4ミリ
裸身重量451グラム
室町後期
The latter period of Muromachi era
昭和26年3月18日 石川県登録
附属 保存刀剣鑑定書、素銅はばき、白鞘
銘鑑を繙くに「家長」と名乗る刀工は数多く散見されますが、本刀は室町後期・永禄頃に加賀において鍛刀した家長の一作と考えられ、末古刀の風格をよく伝える佳品です。
姿は元先の幅差開いて踏ん張りがあり、中切先やや延びごころ。いかにも実用を意識した風情。地鉄は小板目に杢を交え、僅かに肌立ち、映りごころを帯びるなど、古調を示しています。
刃文は直刃を基調に浅く湾れ、刃中には足が入り、小乱れを成す箇所も交じり、葉や細かな金筋・稲妻等、随所に働きを見せ、鋩子はやや判然としないものの、一部駆け出し気味に先丸く返っているようです。
短めの刃長と茎の短寸から、俗に「片手打」と呼ばれる姿を踏襲した作品といえましょう。うぶ茎在銘という点も貴重で、往時のまま伝わった末古刀として魅力ある一口です。
更には昭和26年3月と、かなり早い時期の石川県大名登録刀であることから、伝来の良さも今に伝え、加賀前田家との由縁も感じられる作品です。
お求めやすい価格でのご案内となりますので、古作に触れたい方には格好の一振と存じます。
附属の白鞘は糊付け部が大きく開いておりますが、別途5,500円(税込)にて補修を承ります。