播磨守藤原重忠 - Harima no kami Fujiwara Shigetada - 3-489
通常価格:¥660,000
税込
刃長32.6センチ 反り0.15センチ
元幅28.3ミリ 元重ね4.8ミリ
物打幅26.0ミリ 物打重ね4.0ミリ
横手位置幅26.0ミリ 松葉先重ね4.0ミリ
裸身重量 237グラム。
江戸前期万治頃(1658~) The early years of Edo era
昭和32年6月4日 京都府登録
附属 保存刀剣鑑定書、素銅地金着はばき、白鞘、銘文刺繍白鞘袋
重忠は江戸前期の万治頃に尾張で活躍した刀工で、江戸に於いても槌を振るいました。
この小脇指は片切刃造で、身幅・重ね共に尋常に美しく姿纏められています。指表に不動明王立像、裏に護摩箸を刻しており、これは重忠自身彫りと推される見事な刀身彫刻です。地鉄は杢目が良く練れて少しく肌立ち、匂口明るく冴えた互ノ目乱れは刃縁に小沸が絡み、足よく入り、細かな砂流が見られるなど、総じて美術価値高い作品です。
尚、本刀は無雙直傳英信流範士九段、明心館々長木村泰嘉氏の愛蔵刀であった一振です。
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