0
¥0

現在カート内に商品はございません。

  • 目的・機能別
  • 種別
  • 時代
  • 鑑定証
  • 刃長
  • 拵
  • 価格帯
  • お買い得商品
  • クリア

松下問答図透鐔 無銘(鋳物師) -Mumei (Imono-shi)- 12-1798

通常価格:¥44,000 税込
¥44,000 税込
数量
カートに追加しました。
お買い物を続ける カートへ進む
松下問答図透鐔
無銘(鋳物師)
-Mumei (Imono-shi)-

縦77.75ミリ 横79.0ミリ 切羽台厚4.85ミリ 重量136.0グラム
江戸後期 The late Edo period
附属 桐箱


鋳物師は、鍋や釜、寺社の梵鐘、仏具などの鋳造を担った金工で、培った技術を刀装具の制作にも応用しました。鋳物師物と呼ばれる鐔には、鉄だけでなく山銅や唐金をはじめとする銅系の地金を鋳型へ流し込んで基本形を成形し、必要に応じて鏨や鑢で細部を仕上げた作も見られます。本品は山銅系とみられる銅合金地を用い、人物、老松、地面を一続きの造形としてまとめ、丸みのある輪郭と量感豊かな肉置き、歳月を経て深みを増した地金の色合いによって、鋳物師物らしい大らかで親しみ深い趣を表しています。

松下問答図は、四季を通じて緑を失わない松のもとで人物が言葉を交わす情景を表した画題で、長寿、節操、不変を象徴する常盤木の気高さに、山林を訪ねて知己と語らう文人趣味を重ねています。静かな松陰で交わされる呼びかけや応答を通して、画面の外にある物語まで想像させるところに味わいがあり、人物の姿勢や手の動きを読み解くほど情趣が深まります。

本品は丸形の中央に一本の老松を据え、切羽台を挟んで根元から幹、枝へと図柄を展開し、その枝を左右の耳まで大きく渡しながら、松を挟んで向かい合う二人の人物を肉彫地透で表しています。両者はいずれも立ち姿で、右の人物は杖を思わせる細長い品を左腕の肘へ添え、右手を差し伸べて左の人物を呼び寄せるような身振りを見せ、これに応じて左の人物が足を止めた一瞬を捉えることで、静かな地金の中へ自然な会話と時間の流れを生み出しています。松の根元右側に置かれた器物も物語を導く小さな見どころとなり、二人の関係や旅の目的を想像しながら鑑賞する楽しみを添えています。

太く屈曲する幹、重なり合う松葉、人物の顔立ちや衣の襞を丸みのある造形で明快に表し、松、人物、地面を切羽台と耳へ巧みに連結した透かしの構成には、鋳物師物ならではの大らかな力強さが感じられます。光にかざせば松枝と二人の輪郭が古画の一場面を切り抜いたような影を結び、表裏を返せば同じ問答の情景を反対側から眺める立体的な面白さが現れ、厚みある地金の確かな手応え、山銅系の銅合金が見せる落ち着いた古色、素朴で親しみ深い人物表現が調和した本品は、見るたびに会話の続きを思い描かせる物語性豊かな一枚です。
寸法縦77.75ミリ 横79.0ミリ 切羽台厚4.85ミリ
時代江戸後期 The late Edo period
鑑定書―
付属桐箱
重量重量136.0グラム

カテゴリ一覧

  • 目的・機能別:

  • 種別:

  • 時代:

  • 鑑定証:

  • 刃長:

  • 拵:

  • 価格帯:

  • お買い得商品:

  • クリア
ページトップへ