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四方木瓜紋透鐔 無銘 -Mumei- 12-1761

通常価格:¥27,500 税込
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四方木瓜紋透鐔
無銘
-Mumei-

縦73.6ミリ 横73.0ミリ 切羽台厚4.8ミリ 重量109.0グラム
江戸中期 The middle Edo period
附属 桐箱


木瓜紋は鳥の巣や瓜の断面などに由来するとされ、子孫繁栄や守護の意味を持つ家紋として多くの武家に用いられており、四つの弧が集まる明快な輪郭は、小透として地板へ置いたときにも判別しやすく、簡素な鉄鐔へ象徴性を与え、本作は広い丸形の鉄面をほぼ無文のまま残し、片側へ木瓜紋を一つだけ透かすことで、図柄の小ささをかえって印象的に見せています。

丸形鉄地に小柄櫃孔を設け、その一方の外側へ小さな木瓜紋透を配しており、中央の切羽台周辺は素直な実用形に整えた厚みと重量と堅実な造りで、広く残された地板には黒褐色の古色と細かな鍛え肌が現れ、小透の輪郭が白い背景を抜き、静かな鉄面の中で家紋だけが端正に浮かび上がります。

装飾を最小限に絞っているため、地鉄の色、耳の仕立て、使い込まれた風合いを素直に鑑賞でき、木瓜紋の由緒を持ちながら主張は控えめで、さまざまな柄巻や鞘の拵へ合わせやすい点も実用上の長所であり、華麗な金工とは異なる、武具本来の落ち着きと古鉄の味を求める方に適しており、小透鐔、家紋鐔、無文鐔の魅力を一枚で楽しめる、簡潔ながら印象の残る作品です。

余白の広さがかえって木瓜紋の輪郭を鮮明にし、飾り立てず鉄味を見せる姿には実用鐔ならではの潔さが宿るため、華麗な金工とは異なる静かな存在感を求める収集にも、金具同士の調和を重んじる拵にも取り入れやすく、手元で使い込むほど古色と鍛え肌への愛着が深まる一枚となっています。
寸法縦73.6ミリ 横73.0ミリ 切羽台厚4.8ミリ
時代江戸中期 The middle Edo period
鑑定書
付属桐箱
重量重量109.0グラム

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