桐透鐔 越前住記内作 -Echizen ju Kinai saku- 12-1757
通常価格:¥16,500
税込
桐透鐔
越前住記内作
-Echizen ju Kinai saku-
縦66.4ミリ 横62.5ミリ 切羽台厚5.3ミリ 重量77.5グラム
江戸中期~後期 The middle to late Edo period
附属 桐箱
越前記内は江戸前期に越前福井で興り、代々「記内」を名乗って鉄地の透鐔を制作した著名な鐔工家で、龍、葵、桐などを大胆な肉彫地透で表した作品に特色があります。厚みのある鉄骨へ彫りを重ね、意匠そのものを耳や切羽台へ力強く結び付ける構成は広く愛好され、後世にも数多くの写し物が作られました。
本品はその代表的な桐透の図を鋳造によって造った作品で、左右へ大きく広げた桐を上下に配しています。型取りならではの均質な肌と量感のある骨格により、白い背景へ置けば桐の輪郭が明快に浮かび、越前記内が得意とした豪快な構図を分かりやすく味わえます。
古作の真贋や格付けを競う品ではなく、名高い記内意匠を身近に鑑賞できる品として楽しむことができ、実用はもとより、文鎮やペーパーウェイトとしても存在感があります。黒く落ち着いた姿と桐の格調ある図柄は和の空間に合わせやすく、刀装具の意匠美を気軽に取り入れたい方へ薦められる一枚です。