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月下粟穂に茸図鐔 無銘(会津正阿弥) -Mumei(Aizu Shoami)- 12-1677

通常価格:¥220,000 税込
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月下粟穂に茸図鐔
無銘(会津正阿弥)
-Mumei(Aizu Shoami)-

縦86.0ミリ 横80.5ミリ 切羽台厚4.0ミリ 重量142グラム
江戸中期 The middle period of Edo era
附属 保存刀装具鑑定書、桐箱


会津正阿弥は会津で展開した正阿弥系の刀装金工を指し、その存在は現存する鐔によって確認され、会津若松市においても「会津正阿弥鐔」が市指定文化財として複数指定されるなど、会津の刀装文化を代表する一系統として今日まで伝えられています。鉄地を用いた鐔をはじめ、彫刻や象嵌、金・銀・赤銅などの色金を取り合わせた作例も知られ、鉄そのものの質感と装飾金工を組み合わせた多彩な作域を見せています。

本作は黒々とした鉄味良い地鉄を撫木瓜形として、槌目地に丸耳とし、月下の粟穂と茸を秋の野趣としてまとめた一枚です。
表面には画面右上から大きく垂れ下がる粟穂を鋤出彫で表し、穂の部分には据紋象嵌を用いて粒の一つ一つまで細かく表現。下方には茸を配し、金銀布目象嵌を散らすことで、黒い鉄地の中に控えめながら華やかな色彩を与えています。裏面は表面とは対照的に装飾を抑え、右上に大きな三日月を鋤出彫で表しています。
表に粟穂と茸、裏に月を置くことによって「月下粟穂に茸」という秋夜の景色が表裏を通して完成する構成であり、鉄地の広い余白そのものを夜の空間として生かしている点が本作の大きな魅力です。86ミリを超える堂々とした寸法と142グラムの量感を持ちながら、画題はあくまで静謐で、金銀の装飾も必要以上に主張させません。鉄味、鋤出彫、据紋象嵌、布目象嵌という異なる技法を一枚の中にまとめながら散漫にならず、会津正阿弥らしい装飾性と江戸金工の季節感を楽しめる佳品です。
寸法縦86.0ミリ 横80.5ミリ 切羽台厚4.0ミリ
時代江戸中期 The middle period of Edo era
鑑定書保存刀装具鑑定書
付属桐箱
重量重量142グラム

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