踊り桐に唐草図鐔 無銘(古金工) -Mumei (Ko-Kinkō)- 12-1641
通常価格:¥71,500
税込
踊り桐に唐草図鐔
無銘(古金工)
-Mumei (Ko-Kinkō)-
縦67.5ミリ 横67.0ミリ 切羽台厚4.5ミリ 重量104グラム
室町末期~江戸初期 Late Muromachi to Early Edo periodd
附属 桐箱
古金工とは、後世の研究者によって用いられる分類名で、特定の流派を指すものではありません。主として室町時代から安土桃山時代初頭頃に制作された刀装具を総称し、鉄地を主体とした作品が多く、毛彫や象嵌を用いた簡潔な意匠が見られます。
本作は素銅または山銅を芯材とし、その表裏に赤銅の薄板を貼り合わせ、耳には赤銅覆輪を掛けた凝った構造の一枚です。
全面には細かな魚子を施し、踊り桐と唐草文を彫り表し、各所へ金色絵を加えて上品な華やかさを演出しています。黒味を帯びた赤銅地に金色が映える色彩の対比は落ち着きがあり、覆輪まで一体となった仕立てからは質の高い刀装具であったことが窺えます。金色絵には経年による摩耗が見られるものの、古作ならではの風格を損なうものではなく、材質・構造・意匠のいずれにも見どころを備えた味わい深い優品です。