御好形松竹梅刀掛 無銘 -Mumei- 11-039
通常価格:¥0
税込
お問い合わせ
御好形松竹梅刀掛
無銘
-Mumei-
江戸中期 The middle period of Edo era
附属 外箱
刀掛の大きさ … 縦48.8センチ、横49.0センチ、奥行23.5センチ、刀掛部の内側幅35.5センチ
外箱の大きさ … 縦55.3センチ、横52.3センチ、奥行横28.4センチ
松竹梅は、寒中にも緑を保つ松、真直ぐに伸びる竹、寒さの中でいち早く花を咲かせる梅を組み合わせた吉祥意匠で、古くから長寿、繁栄、節操を象徴する瑞祥文として親しまれてきました。武家社会においても刀装具や調度品、婚礼道具など幅広く用いられ、武家の品格と慶賀の意を表す意匠として高く評価されています。
本作は竹をそのまま意匠化した支柱を備え、黒味を帯びた美しい木地に金蒔絵で梅花を散らし、中板には伸びやかな梅樹を描いた華やかな刀掛です。台座には松葉を金蒔絵で表し、松・竹・梅の三友を一作の中に巧みにまとめています。
各部の金具には繊細な唐草文が施され、意匠全体を引き締めています。木地の保存状態は良好で、蒔絵にも大きな剥落は見られず、江戸後期の上質な武家調度としての風格を今日まで良好に伝えています。箱書「御好形 御刀掛」を備えた貴重な伝来品であり、刀剣を飾る実用品であると同時に、美術工芸品としても高い鑑賞価値を有する優品です。
※刀掛部の一部に補修痕あり。