雁金茗荷透鐔 無銘 -Mumei- 12-1584
通常価格:¥88,000
税込
雁金茗荷透鐔
無銘
-Mumei-
縦84.5ミリ 横81.7ミリ 切羽台厚6.2ミリ 重量141グラム
江戸中期 Mid Edo period
附属 桐箱
茗荷は古くから神事にも用いられた植物で、「冥加」に通じることから神仏の加護や吉祥の象徴として尊ばれてきました。また、雁金は秋を告げる瑞鳥として和歌や絵画に数多く取り上げられ、武家刀装具にも好んで意匠化されています。
本作は茗荷と飛翔する雁金を組み合わせた吉祥性豊かな意匠で、江戸中期頃に制作された優品と考えられます。
鉄地を力強く透かし、上下に茗荷、斜め四方に雁金を配した均整の取れた構成が印象的な一作です。耳には穏やかな菊花状の起伏を設け、画面全体に柔らかな変化を与えています。鉄味は良好で古色もよく残り、透かしの切り口や耳の仕上げにも丁寧な仕事が認められます。大型で存在感があり、実用性と装飾性を兼ね備えた江戸中期透鐔の魅力を十分に備えた作品です。