雁金透鐔 無銘 -Mumei- 12-1566
通常価格:¥63,800
税込
雁金透鐔
無銘
-Mumei-
縦84.8ミリ 横84.8ミリ 切羽台厚4.5ミリ 重量83グラム
江戸後期 Late Edo period
附属 桐箱
雁金透は、雁金の姿を文様化して連続的に配した透鐔の画題です。雁金は古くから武家社会において吉祥文として親しまれ、家紋や染織、刀装具など幅広い工芸品に取り入れられました。鐔では規則的に繰り返すことで軽快な律動感と装飾性を生み出し、江戸時代を通じて各地の鐔工によって様々な作例が制作されています。
本作は鉄地を木瓜形に仕立て、外周いっぱいに雁金文を連続して透かした端正な一枚です。均整の取れた構図と細身の透かしが軽快な印象を与え、華美な装飾を施すことなく、雁金文を反復することで生まれる整然とした美しさと、鉄味の素朴な魅力を兼ね備えた作品です。