時計透鐔 無銘 -Mumei- 12-1564
通常価格:¥82,500
税込
時計透鐔
無銘
-Mumei-
縦69.0ミリ 横67.0ミリ 切羽台厚4.0ミリ 重量61グラム
江戸前期 Early Edo period
附属 桐箱
時計透は、江戸時代に制作された透鐔の画題の一つです。外周の輪と中央の鋸歯状の透かしを組み合わせた独特の構成からその名で呼ばれ、簡潔な幾何学意匠の美しさを特徴としています。古くから刀装具の分類名として用いられ、各地の鐔工によって様々な作例が残されています。
本作は鉄地を円形にまとめ、外輪と中央の時計透を均整よく配した端正な一枚です。細身の丸耳が全体を引き締め、鋸歯状の透かしが力強い印象を与えています。地鉄は落ち着いた古色を呈し、無駄な装飾を加えることなく透かしそのものの造形美を際立たせています。均衡の取れた構成と軽快な透かしが魅力であり、時計透鐔の典型的な作例として鑑賞できる作品です。