冠透鐔 水戸住節尚作 -Mito ju Tomohisa- 12-1559
通常価格:¥110,000
税込
冠透鐔
水戸住節尚作
-Mito ju Tomohisa-
縦79.0ミリ 横76.7ミリ 切羽台厚5.1ミリ 重量142グラム
江戸後期 Late Edo period
附属 保存刀装具鑑定書、桐箱
節尚(ともひさ)は江戸後期に水戸で活躍した杉山氏の金工で、大胆な陰透を最も得意とした作者として知られます。冠透、冑透、松に鶴図など意匠性に富んだ作品を数多く残し、水戸金工の中でも優れた透彫の名手として高く評価されています。
本作は烏帽子を大胆な陰透と繊細な糸透で構成し、余白を巧みに生かした瀟洒な意匠となっています。特に葉書ほどの厚みしかない細い烏帽子の緒を鉄地から切り残した高度な透彫は、節尚の卓越した技量を端的に示す見どころであり、均整の取れた地鉄と端正な仕立てが作品全体に気品を添えています。保存刀装具鑑定書を備えた、水戸金工節尚の代表的な作域を示す一作といえるでしょう。