雲龍図鐔 無銘 -Mumei- 12-1558
通常価格:¥55,000
税込
雲龍図鐔
無銘
-Mumei-
縦85.9ミリ 横79.1ミリ 切羽台厚3.3ミリ 重量141グラム
江戸中期 Middle Edo period
附属 桐箱
雲龍図は江戸時代を通じて刀装具に数多く用いられた吉祥文様の一つで、龍は天に昇り雨を司る瑞獣として武士に尊ばれました。
本作は木瓜形の鉄地に雲間を自在に舞う龍を表し、表裏を通して一体の構図となるよう巧みに彫り表されています。
実用性を備えながらも意匠性を重視した江戸時代らしい鐔で、龍の髭には金象嵌が施され、その一部が現在も残存しており、製作当初の華やかさをうかがわせます。経年による自然な古色が全体を覆い、時代鉄味も良好で、雲龍図を気軽に楽しめる江戸中期の実用鐔として魅力を備えています。