木瓜形板鐔 無銘 -Mumei- 12-1544
通常価格:¥19,800
税込
木瓜形板鐔
無銘
-Mumei-
縦82.3ミリ 横79.8ミリ 切羽台厚4.2ミリ 重量113.0グラム
江戸 Edo period
附属 桐箱
板鐔は、鉄そのものの質感と造形美を鑑賞の中心とする刀装具であり、室町時代より発達し、江戸時代を通じて武士の実用と美意識の双方を支え、装飾を控えた簡潔な意匠は、鉄味や鍛え肌を重んじる古鉄鐔の美意識をよく示しており、多くの流派で制作されました。
本作は木瓜形の鉄地板鐔で、肉置きを抑えた簡潔な造形に仕立てられています。全体に飾り気を排した実用本位の姿を見せ、小柄櫃孔と笄櫃孔を備え、装飾を施さず鉄そのものの味わいを鑑賞させる作域であり、華美な意匠とは異なる古雅な趣が感じられます。
実用鐔として培われた質実な美しさを備えた一枚であり、さまざまな拵に違和感なく調和する作品です。