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霞雁透鐔 無銘(赤坂) -Mumei (Akasaka)- 12-1520

通常価格:¥220,000 税込
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霞雁透鐔
無銘(赤坂)
-Mumei (Akasaka)-

縦 76.3ミリ 横 74.8ミリ 切羽台厚 6.35ミリ 重さ 86.0グラム
江戸前期 The early Edo period
附属 保存刀装具鑑定書、桐箱


赤坂派は江戸初期に武州江戸で成立した鉄鐔の名門で、初代忠正を祖とする一派として知られています。厚みのある良質な鉄地を用い、力強い鉄味と大胆で洗練された地透意匠を特色とし、余白を巧みに活かした構成によって気品と躍動感を兼ね備えた作品を数多く残しました。その優れた造形美は後世の鉄鐔にも大きな影響を与え、江戸を代表する鉄鐔工の一派として現在も高く評価されています。

本作は霞間を飛び交う雁の姿を地透のみで巧みに表現した優品で、画面上部には流れる霞を大きく配し、その間を渡る数羽の雁が静かな秋空の情景を印象的に描き出し、上下の景色に安定感を与え、限られた透かしだけで広大な自然空間を感じさせる構成は、赤坂派ならではの卓越した意匠感覚を示し、厚みのある鉄地は鍛えの良さを十分に備え、丸耳は力強く引き締まり、地透の輪郭には鑿の冴えが随所に認められ、簡潔でありながら緊張感に満ちた造形美を完成させています。

保存状態は良好で、鉄地には長年の歳月によって育まれた落ち着いた黒味が備わり、保存刀装具鑑定書が付属することも本作の価値を一層高めています。

雁は古来、季節の移ろいや吉祥を象徴する意匠として親しまれ、霞と組み合わせることで秋景を詩情豊かに表現した本作は、赤坂派の優れた構成力と鉄味を存分に味わうことのできる一枚であり、鑑賞品としてはもちろん、格調高い拵を構成する鐔としても申し分のない出来映えです。
寸法縦 76.3ミリ 横 74.8ミリ 切羽台厚 6.35ミリ
時代江戸前期 The early Edo period
鑑定書保存刀装具鑑定書
付属桐箱
重量重さ 86.0グラム

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