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丸に角字紋散縁頭 無銘(阿波野村) -Mumei (Awa Nomura)- 14-267

通常価格:¥330,000 税込
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丸に角字紋散縁頭
無銘(阿波野村)
-Mumei (Awa Nomura)-

縁金具の縦41.9ミリ 縁金具の高さ11.2ミリ
頭金具の縦38.6ミリ
重さ49.3グラム
江戸後期 The latter period of Edo era
附属 日本刀剣保存会鑑定書、桐箱


阿波野村派は阿波国徳島藩に仕えた金工として知られ、上質な赤銅地を活かした格調高い刀装具を数多く製作しました。殊に磨地仕上げの品格ある作域を得意とし、華美に流れることなく素材の美しさと端正な意匠によって魅せる作風に特色があります。

本作は色濃く艶やかな上質の赤銅を磨地に仕立て、その上に丸に角字紋を高彫で据え、金色絵によって鮮やかに仕上げた縁頭です。整然と配された家紋は高彫ならではの立体感を備え、簡潔な意匠でありながら格調高い存在感を放っており、深みのある赤銅地の黒と金色絵の明るい輝きが美しい対比を見せています。装飾を抑えながらも素材の良さと技術の確かさによって魅せる作風は、まさに阿波野村派の特色をよく示したものといえるでしょう。

また、本作最大の見所は縁金具の縦が41.9ミリに達する堂々たる寸法にあります。この種の家紋散図の縁頭としては比較的珍しい大振りな作域を示しており、一般的な脇指拵や刀拵向きの縁頭とは一線を画します。身幅の広い刀の拵にも無理なく調和する寸法であることから実用面においても価値が高く、現代では同等の大きさと品質を兼ね備えた作品を見出すことは容易ではありません。

意匠そのものは極めて端正でありながら、上質な赤銅磨地の美しさと金色絵の鮮やかさ、大振りな寸法が相まって強い存在感を備えており、阿波野村派らしい気品と風格を存分に味わうことのできる優品です。
寸法縁金具の縦41.9ミリ 縁金具の高さ11.2ミリ 頭金具の縦38.6ミリ
時代江戸後期 The latter period of Edo era
鑑定書日本刀剣保存会鑑定書
付属桐箱
重量重さ49.3g

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