人物図縁頭 壽風堂勝随 -Jufudo Katsuyuki- 15-195
通常価格:¥165,000
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人物図縁頭
壽風堂勝随
-Jufudo Katsuyuki-
縦38.9ミリ 高さ13.15ミリ 重さ28.2グラム
江戸後期 The latter period of Edo era
附属 桐箱
勝随は江戸後期に活躍した金工で、赤銅魚子地を用いた人物表現や高肉彫を得意とし、洗練された作風によって知られています。
縁には旅装の人物が煙草盆を傍らに寝そべる姿を表し、その背後には幼童を背に乗せた狐を表しており、狐が人に化け、人を惑わすという日本の説話や芝居の世界を題材としたものと思われます。
人物の柔和な表情や衣服の皺など細部に至るまで丁寧に彫り込まれており、狐の毛並みや躍動感ある姿態にも作者の優れた観察眼がうかがえます。金色絵を効果的に配することで、落ち着いた赤銅魚子地の中に華やかさを添えており、小品ながらも物語性に富み、江戸後期金工の洗練された技巧を味わうことのできる見所の多い作品です。
また、本作は縁の縦寸法が38.9ミリに及ぶ大振りな作であり、一般的な縁頭と比べても存在感に優れています。刀装具としての実用性はもとより、鑑賞品としても十分な見応えを備え、人物の自然な仕草と優れた彫技が見事に調和した作品であり、江戸後期金工の洗練された美意識を今に伝える佳品です。