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駒曳猿図鐔 無銘(埋忠) -Mumei (Umetada)- 12-1478

通常価格:¥398,200 税込
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駒曳猿図鐔
無銘(埋忠)
-Mumei (Umetada)-

縦84.3ミリ 横77.3ミリ 切羽台厚3.9ミリ 重さ155.4グラム
江戸初期 The early period of Edo era
附属 保存刀装具鑑定書、桐箱

本作は埋忠と極められた、駒曳猿図の鉄地変り形鐔です。大振りな変り形の鉄地を用い、表裏に吉祥性と物語性を備えた情景を巧みに描き出しています。

地鉄はよく鍛えられ、時代を経た落ち着いた鉄味を呈しています。外形は定型に収まらない伸びやかな変り形で構成されており、埋忠派らしい自由な造形感覚と絵画的な意匠がよく表れています。

表には烏帽子を被り衣服をまとった猿が表され、右手には扇を持ち、左手で馬を曳く姿が高肉彫によって生き生きと描かれています。馬は力強い体躯で表現され、猿の仕草と相まって画面に豊かな動きを与えています。要所には金象嵌や色絵が施され、落ち着いた鉄地との対比によって上品な華やかさを添えています。

裏面には飛翔する鳥を配し、その上方には連なる山々と思われる景色が表されています。限られた鐔面の中に広がりのある風景を巧みに構成しており、表の駒曳猿図と呼応しながら一幅の絵巻を見るかのような趣を醸し出しています。

駒曳猿は古くから親しまれた吉祥図であり、猿が馬を曳く姿には平穏や繁栄への願いが込められています。本作は埋忠派ならではの自由闊達な意匠感覚と古雅な鉄味が見事に調和した作品であり、大振りな変り形の造込みも相まって、桃山から江戸初期にかけての金工美術の魅力を今に伝える見所豊かな優品です。
寸法縦84.3ミリ 横77.3ミリ 切羽台厚3.9ミリ
時代江戸初期 The early period of Edo era
鑑定書保存刀装具鑑定書
付属桐箱
重量重さ155.4グラム

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