武鑑透鐔 無銘(与四郎) -Mumei(Yoshiro)- 12-1468
通常価格:¥99,000
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武鑑透鐔
無銘(与四郎) -Mumei(Yoshiro)-
縦73.4ミリ 横72.6ミリ 切羽台厚4.35ミリ 重さ108.2グラム
江戸前期 The early period of Edo era
附属 桐箱
本鐔は、江戸時代前期に制作された無銘の与四郎象嵌鐔です。良く鍛えられた鉄地全面に真鍮象嵌を隙間なく巡らせた華やかな意匠を見せています。また、地の一部には武鑑透と呼ばれる家紋を思わせる小透を配し、装飾性と格調を兼ね備えた構成となっています。
与四郎象嵌は平安城象嵌と同様に鉄地へ真鍮を象嵌する技法を用いますが、本作には古作らしい力強い鉄味と伸びやかな文様構成がよく表れています。真鍮象嵌の残存状態も比較的良好で、鉄地との対比が意匠を一層引き立てています。
地鉄には長年の伝来による古色が現れ、深みのある景色を見せています。武鑑透によって生まれる空間と、全面に巡らされた笹唐草文とが調和し、華やかさの中にも落ち着いた趣を感じさせ、与四郎象嵌の特色をよく示した、古雅な趣と力強い鉄味を併せ持つ見どころの多い作品です。