鬼面に撞木図鐔 無銘 -Mumei- 12-1466
通常価格:¥165,000
税込
鬼面に撞木図鐔
無銘 -Mumei-
縦66.6ミリ 横60.3ミリ 切羽台厚3.42ミリ 重さ95.5グラム
江戸末期 The last period of Edo era
附属 桐箱
この鐔は素銅を煮色によって色揚げされたものかと思われます。
木瓜形の地に鬼面を高肉彫で据え、裏面には赤銅にて撞木を配し、表裏で一組の意匠として構成。鬼面は鋭い牙を見せ、深く刻まれた目鼻立ちによって力強い表情に仕上げられています。
地金は装飾を抑えた磨地の簡潔な仕立てで、落ち着いた色調の煮色が施され、余白を広く取ることで主題が際立ち、鬼面の立体感がより強調されています。
鬼面は古くより邪気を祓う象徴として用いられ、撞木もまた寺院における法具として知られており、本作はそうした題材を巧みに組み合わせ、静かな趣の中に力強さを感じさせる一作となっています。