吉井吉則 -Yoshii Yoshinori- 3-951
通常価格:¥165,000
税込
吉井吉則
-Yoshii Yoshinori-
刃長53.3センチ 反り1.7センチ
元幅26.7ミリ 元重ね6.3ミリ
物打幅21.3ミリ 横手位置幅17.2ミリ
物打重ね5.2ミリ 松葉先重ね3.0ミリ
目釘穴1個
裸身重量448グラム
室町前期 The early period of Muromachi era
昭和41年5月17日 大阪府登録
附属 素銅はばき、白鞘
備前吉井派は、鎌倉後期に備前国福岡荘吉井に住んだ為則を祖として始まったと云われ、長船景秀の子とされる景則をはじめ、則綱、清則、盛則、吉則など、銘に「則」の字を用いる名工を多く輩出しました。
同派は、長船とは吉井川を挟んだ対岸に位置する吉井庄で作刀し、南北朝期を経て室町時代中期まで長く栄えました。
吉則はその吉井派を代表する名工であり、南北朝末期から室町前期までその名跡が続いています。吉則の他にも清則、永則、氏則、真則、盛則などの工名が知られており、後に吉則が出雲へ活動の場を移したことから、出雲道永派の清則などとは密な関係にあったと考えられています。
この脇指は、元先の幅差が開き、中切先が気持ち延びごころとなる、均整がとれた手持ちの良い体配を示しています。地鉄は杢目肌がよく錬れて地景を交え、淡く映りごころがあり、刃文は互ノ目を主調に丁字が交じり、砂流盛んにかかり、金筋や足が入り、細やかな二重刃風の打除けが華を添え、また、互ノ目が連れて並ぶような飛焼が見られ、鋩子は直ぐに先丸く返っています。
総じて刃縁の変化の妙が見事で目を見張るものがあり、これほどまでに多彩な変化を見せる刃中でありながら、破綻なくまとめた手際の良さは見事です。
本作は未鑑定刀のため銘の真贋保証はございませんが、優れた出来映えと豊かな見どころを、是非お手元でじっくりとご堪能いただきたいお勧めの優品です。