相州住廣正作 -Soshu ju Hiromasa- 2-1886
通常価格:¥550,000
税込
相州住廣正作
-Soshu ju Hiromasa-
刃長69.75センチ 反り1.6センチ
元幅33.2ミリ 元重ね7.3ミリ
物打幅28.4ミリ 横手位置幅26.2ミリ
物打重ね5.9ミリ 松葉先重ね5.7ミリ
目釘穴1個
裸身重量872グラム 拵に納めて鞘を払った重量1,113グラム
江戸後期 The latter period of Edo era
平成25年2月19日 東京都登録
附属 青貝散牡丹塗鞘打刀拵、素銅地銀着はばき
元先の幅差が目立っては開かず、切先が大きく延びた豪壮で力強い体配を示し、地鉄は小板目に杢目が交じってよく錬れて詰み、地沸がついて細かな地景や大振りな地景が入り混じるなど変化に富んだ肌合いを呈しています。刃文は匂口の明るい互ノ目乱れを基調に互ノ目丁字を交え、鎬筋の下には飛び焼きが連続して掛かって「鯖肌」を思わせるような趣深い景色を創り出しており、刃中には砂流や金筋が顕著に働き、足や葉が頻りに入るなど極めて賑やかで覇気あふれる出来口を示し、鋩子は乱れ込んで先丸く返っています。
附属の拵は買い付け時に柄が欠損していたため、当店にて新調いたしました。一方の鞘は時代を経た生ぶのものであり、細かな青貝を散らした上に牡丹塗りが施された、全体に青みがかった黒色の深い色合いが非常に美しい仕上がりとなっております。鐔鳴りや柄のがたつきも一切なくしっかりと組み上げられており、鞘を払って構えれば手元に重心がくる絶妙なバランスで、抜群の扱いの良さと確かな物斬れの良さを直感的に感じさせてくれます。
本刀は現在未審査であるため銘の真贋保証はございませんが、上記のように活気あふれる賑やかな地刃の働きは鑑賞刀として申し分のない魅力を放っており、実用性に富んだ良質な拵と相まって、今後の研ぎ上がりによってさらなる真価を発揮することが大いに楽しみな大変おすすめの一口です。