直信 -Naonobu- 4-363
通常価格:¥121,000
税込
刃長17.4センチ 内反り
元幅25.3ミリ 元重ね8.1ミリ
物打幅23.7ミリ 物打重ね7.5ミリ
目釘穴1個
裸身重量160グラム 拵に納めて鞘を払った重量194グラム
江戸後期 The latter period of Edo era
昭和35年11月29日 長野県登録
附属 素銅地銀着はばき、変塗鞘合口短刀拵
本刀は、平造で庵棟。重ねが厚目の強固な造り込みを示す力強い一振です。表裏には腰樋が掻き流され、刀身のバランスと美しさを引き立てています。小板目肌の地鉄は少しく肌立ち、刃文は匂口が明るく冴えた互ノ目乱れを見事に焼き上げています。刃中には細かな砂流が見られ、刃縁に付いたやや大きめの沸が平地に向かって美しく散り、鋩子は乱れ込んで先が丸く返るなど、豊かな働きと見どころに溢れています。
附属する拵は、柄と鞘の腰部分に意匠を凝らした千段刻みを施し、さらに変わり塗りで仕上げられた大変味わい深い作です。縁頭をはじめ、栗形や鐺に至るまで希少な鼈甲を用いて造られており、柄のがたつきも一切なく、拵全体から格調の高さとこだわりが窺えます。
なお、縁頭の一部に虫食いによる欠けが見受けられますが、十分修復が可能な状態です。現状のままでも時代物の風合いとしてお楽しみいただけますし、手直しを施すことでより一層の輝きを取り戻すことができます。
※本作は委託品としてお預かりしている御刀となります。