肥前佐賀住國廣 - Hizen Saga ju Kunihiro - 3-933
通常価格:¥660,000
税込
刃長52.4センチ 反り1.08センチ
元幅31.6ミリ 元重ね6.5ミリ
物打幅25.6ミリ 物打重ね5.4ミリ
横手位置幅23.1ミリ 松葉先重ね4.5ミリ
裸身重量536グラム。
江戸前期慶安頃(1648~) The early period of Edo
平成29年9月25日 神奈川県登録
附属 特別保存刀剣鑑定書、素銅地銀着はばき、白鞘
肥前國廣は初代忠吉の異母弟であり、門人でもあった相右衛門廣貞の長男で、名を橋本六郎左衛門と称した脇肥前を代表する刀工の一人で、寛永から万治に至る年紀入りがあり、八十五歳という長寿を全うしました。
この系統は皆乱れ刃が上手で、特に國廣は廣貞の如く激しい乱れ刃を焼いて上手です。弟の播磨大掾忠國(初代)に比して作品数は極めて少なく希少であり、その技量は頗る高いことで知られます。
古来より切れ味の良さに定評があり、江戸期の著書「古今鍛冶備考」にも業物として記載され、『山田浅右衛門押型』所載の國廣は、『脇毛之辺、落可申候』と注記があります。
この脇指は、元幅の差が頃好く開いて中切先。反りも程好く端正な姿を誇ります。全体の均整が取れた体配は、見る者に安定感と品格を感じさせ、地鉄は小板目がよく錬れて詰み、肌立ちごころを見せる精美な出来。刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れを焼き上げ、足が盛んに入り、刃中には砂流が顕著に現れるなど、変化に富んだ景色を呈し、よく沸付いて、鋩子は直ぐに先丸く返っています。
総じて、國廣の技量を余すことなく発揮した完成度の高い作であり、鑑賞刀としてきわめて価値高く、申し分のない一振と申せましょう。
この機会に、現存作品の少ない希少な國廣を、ぜひご入手ください。