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無銘- Mumei- 6-096

通常価格:¥330,000 税込
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刃長44.7センチ 反り1.75センチ 茎の長さ40.75センチ
元幅31.6ミリ 元重ね8.0ミリ
物打幅33.0ミリ 物打重ね6.9ミリ
裸身重量639グラム。
室町後期~江戸前期 The latter period of Muromachi era ~ The early period of Edo era
昭和46年1月26日 愛知県登録
附属 白鞘、木はばき共柄


一般的な造り込みの薙刀とは異なり、先を諸刃造りとした変わり形である。表裏には薙刀樋と添樋を丸留とし、地鉄は小板目杢交じりでよく錬れて詰み、地沸厚くついて緻密な地景が入り、刃文は湾れ調子に互ノ目を焼き上げ、足、葉入り、鋩子は乱れ込んで先丸く、深く焼き下げて諸刃と成す。

先での反りは強くつかず、また、先も張っていない、いわゆる静形と呼ばれる姿を示す薙刀であるが、切先に至っては前述の通り諸刃仕立てとなっている点が大きな特徴である。薙げば薙刀として威力を発揮し、引けば鎌の如く用い得るという、実戦的かつ工夫に富んだ構造を備える。
反りを最大限に活かした造り込みは実に見事で、機能美と発想の妙が高い次元で融合しており、武器としての合理性のみならず、当時の武人が抱いたであろう浪漫をも強く感じさせる名品である。
正直なところ、この価格で手放すことなく、永く手元に置いていたいと感じさせられている逸品である。
刃長(cm)44.7 (一尺四寸七分五厘一毛)
反り(cm)1.75 (五分七厘八毛)
元幅31.6ミリ
元重8.0ミリ
先幅物打幅33.0ミリ
先重物打重ね6.9ミリ
寸法茎の長さ40.75センチ
目釘孔数1個
時代室町後期~江戸前期 The latter period of Muromachi era ~ The early period of Edo era
鑑定書
登録昭和46年1月26日 愛知県登録
付属白鞘、木はばき共柄
重量裸身重量639グラム

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