二仙人図目貫 無銘(京金工) -Mumei(Kyokinko)- 13-256
通常価格:¥550,000
税込
表目貫 横35.8ミリ 縦13.8ミリ
裏目貫 横35.6ミリ 縦14.2ミリ
重さ17.0g
江戸時代 The Edo era
附属 保存刀装具鑑定書、特製落込桐箱
和合二仙(わごうにせん)は、中国の伝説的な二人の人物「寒山(かんざん)・拾得(じっとく)」を題材とした呼び名であり、夫婦円満や家庭円満、調和と親愛を象徴する吉祥の神として信仰されています。
当初は仏教の禅画の題材として描かれていましたが、民間信仰の中で次第に「和合」の象徴となっていきました。
この目貫は、前述の寒山と拾得の二人を題材としたもので、地鉄には贅を尽くした金無垢を用い、容彫によって立体的かつ格調高い造形を実現しています。さらに赤銅や素銅による色絵が施され、温雅な表情の中に金工師の高度な技と美意識が息づきます。
地鉄に用いられた金の純度は明確ではないものの、表面に見られる金錆の様子から、相応に高い純度であると推測されます。仮に20金相当であった場合、2025年12月3日現在で地金価値だけでも約32万円以上に相当し、京金工による秀作としての芸術的価値のみならず、資産性という観点からも極めて魅力の高い逸品です。
さらに、特製の落込桐箱そのものが本目貫を引き立てる上質な“額”となり、品格ある佇まいで作品を包み込みます。お手元に届いたその日から、お部屋の一角を静かに、しかし確かな存在感をもって華やかに演出してくれることでしょう。