三原住人正真 - Mihara junin Masazane - 3-912
通常価格:¥121,000
税込
刃長30.58センチ 反り0.1センチ
元幅29.8ミリ 元重ね6.1ミリ
物打幅25.6ミリ 物打重ね4.8ミリ
裸身重量214グラム。
室町後期 The latter period of Muromachi era
平成30年1月23日 長野県登録
附属 素銅地銀着はばき、白鞘
平造。表に護摩箸、裏に腰樋を掻く。地鉄は杢目肌がよく肌立ち、表には大肌も交えて変化に富む地鉄を呈し、匂口は明るく冴え、規則正しく連なる互ノ目を焼き上げています。足がよく入り、刃縁には細かな砂流が随所に掛かり、鋩子は乱れ込んで先丸く返るなど、小脇指(寸延び短刀)として出来の良さが随所に感じられます。
現状では手入れが不十分なため、薄らと錆の出ている箇所がありますが、表に護摩箸、裏に腰樋を掻いた風格ある姿は十分に魅力を湛えており、良い研磨を施せば本来の美しさを取り戻すことでしょう。
本刀を大切に後世へ伝え遺していただきたいという思いから、研磨代を考慮した手頃な価格でご案内いたします。将来性と魅力を兼ね備えた一振として、ぜひお手元にお迎えください。