0
¥0

現在カート内に商品はございません。

  • 目的・機能別
  • 種別
  • 時代
  • 鑑定証
  • 刃長

  • 価格帯
  • お買い得商品
  • クリア

信國 - Nobukuni - 3-908

通常価格:¥330,000 税込
¥330,000 税込
関連カテゴリ
数量
カートに追加しました。
お買い物を続ける カートへ進む
刃長43.2センチ 反り0.75センチ
元幅29.5ミリ 元重ね5.6センチ
物打幅26.9ミリ 物打重ね5.2ミリ
裸身重量383グラム
南北朝末期~室町最初期(1390~) The last years of Nanbokuchō to early years of Muromachi era
平成23年10月5日 滋賀県登録
附属 白鞘、素銅地金着はばき


古来、初代信國は相州貞宗の門人といい、時代を建武と伝えていますが、現存するものに建武およびその近辺の年紀は皆無で、またそこまで遡ると鑑せられる作も見当たらず、しかも現存する最古の延文・貞治年紀の信國の作風が、貞宗と直結することから、今日では延文・貞治を初代と見做すのが通説となっています。
彼は、伝書に拠れば了久信(了戒の子)の子、或は孫と記されていますが、延文三年及び康安元年紀の作に来派の伝統である直刃が見られることや、鍛えが直刃・乱れ刃に拘らず流れるところなどに所伝を首肯せしめるものがあります。
南北朝末期には代替わりの信國が存在し、更に応永頃に入ってからの信國派には、式部丞信國・左衛門尉信國の両工が代表工として著名で、他に二字銘の信國を銘する刀工がおり、いずれも應永年紀を切るところから「應永信國」と呼称されています。同銘が何人いるか明らかではありませんが、流石に京鍛冶の名門であるだけに、信國を名乗る刀工の作には優れたものが経眼されます。
初代信國の作風は京物の伝統を示した直刃と貞宗風を承けた湾れ刃の二様が主でしたが、南北朝末期の代替わりの信國から「應永信國」にかけては、上記の作風のほかに互の目調の乱れ刃の作域が新たに加わります。

本脇指は、南北朝末期から室町初期の明徳頃に作られた一刀と鑑せられます。菖蒲造で、表裏には素剣と梵字を刻しており、信國らしい端正な体配と彫物の趣を伝えています。地鉄は板目が流れ、杢目を交え肌立ちつつ淡く映りごころを見せ、刃文は直刃調に浅く湾れ、小足が頻りに入って小乱れを成しています。鋩子は直ぐに先丸く返り、穏やかで整った姿です。
太刀や刀と異なり、脇指や短刀は実戦での組討などに実際に使用されることが多く、本作も例外ではなく、素剣と梵字の彫物浅くなっている点が、その働きを物語っています。
制作当初より幾分研ぎで重ねは落ちていますが、元重ねは依然5.6ミリを保ち、時代の経過と使用頻度を考慮すると、健全に残っている部類に属する逸品です。
※委託品
刃長(cm)29.5ミリ
反り(cm)0.75 (二分四厘八毛)
元幅29.5ミリ
元重5.6ミリ
先幅物打幅26.9ミリ
先重物打重ね5.2ミリ
目釘孔数1個
時代平成23年10月5日 滋賀県登録
鑑定書
登録平成23年10月5日 滋賀県登録
付属白鞘、素銅地金着はばき
重量裸身重量383グラム

カテゴリ一覧

  • 目的・機能別:

  • 種別:

  • 時代:

  • 鑑定証:

  • 刃長:

  • 拵:

  • 価格帯:

  • お買い得商品:

  • クリア
ページトップへ