丸に片喰紋肥後金具 俊行- Toshiyuki - 17-001
通常価格:¥330,000
税込
鉄地を丹念に錆び付け、唐草文様の中に丸に片喰紋を巧みに象嵌した、現代金工の第一人者・玉岡俊行(たまおか としゆき、1949年生)による傑作です。
俊行氏は愛媛県松山市在住の刀装具・彫金作家で、公益財団法人日本美術刀剣保存協会の無鑑査会員、そして愛媛県指定無形文化財保持者として、伝統技法の継承と発展に尽力しています。
目貫に施された透かし彫りも見事で、精緻な象嵌技術には師匠・佐々木恒春の技法を受け継ぎつつ独自の研鑽を重ねた、熟練の技が存分に表れています。
これまでに数々の公募展・現代刀装具展に出品し、受賞歴も重ねるなど、現代金工の第一線で高く評価される現代金工師であり、品格ある意匠は鑑賞用の高級拵に相応しく、現代刀をはじめとする身幅の広い刀の拵にも美しく調和し、また、作家の希少な一点作品として、コレクションや贈答用にも相応しい価値があります。
更にこの作品は、長らく無鑑査鞘師として活躍された前田幸作氏が、自身のコレクションとして秘蔵していた品であることも特筆すべき点です。緻密で洗練された象嵌と透かしの技法は、所有者の鑑賞眼を存分に満たす逸品となっています。