葵上図鐔 泰宗忠(印)-Hata Munetada- 12-1356
通常価格:¥660,000
税込
縦68.8ミリ 横63.8ミリ 切羽台厚4.65ミリ
重さ100.5グラム
江戸時代 The Edo era
附属 特別保存刀装具鑑定書、桐箱
色味の冴えた良質な赤銅を地鉄に用い、御簾と葵の意匠を巧みな彫金技術によって彫り表した作品です。構図は端正で、細部まで破綻のない彫口が作者の確かな力量を物語ります。
随所に施された金象嵌はきわめて繊細で、地との調和も良く、静かな中に品格ある華やぎを添えています。素材・技法ともに水準が高く、仕事の良さが如実に感じられる逸品と申せましょう。
なお、銘に見える「泰宗忠」なる金工については、手元の銘鑑を参照する限り該当する人物が見当たらず、現時点では詳細不明です。しかしながら、本作に示された完成度の高さからは、相応の力量を備えた金工の手になることが強くうかがえます。