輪宝図目貫 無銘 -Mumei- 13-206
通常価格:¥33,000
税込
輪宝図目貫
無銘
-Mumei-
表目貫 横37.3ミリ 縦15.6ミリ
裏目貫 横37.0ミリ 縦15.7ミリ
重さ10.4グラム
江戸時代 The Edo era
附属 桐箱
山銅容彫。三つの輪宝を高肉に表し、中央の輪には金色絵を施すことで格調高い趣を演出しており、山銅地の落ち着いた古色との対比が意匠を一層引き立てています。輪宝の外周や輻には細かな彫刻を加え、限られた寸法の中にも立体感と精緻な彫技を感じさせる出来映えとなっています。
山銅地は時代を経た柔らかな古色を呈し、金色絵も穏やかな風合いへと変化することで、華やかさと渋みが見事に調和しています。裏面に至るまで丁寧な仕立てが施されており、実用品でありながら高い鑑賞性を兼ね備えた一組です。
輪宝は仏教における八宝の一つで、仏法が広く世に行き渡ることを象徴する吉祥意匠として古くから尊ばれてきました。本作も均整よく三つの輪宝を配することで格調高い意匠にまとめられており、落ち着いた古色と確かな彫技を備え、拵に組み込んだ際にも上品な存在感を発揮する見所の多い作品です。