矢の根図小柄(越州三國澤原作穂先付) 無銘 -Mumei- 16-109
通常価格:¥70,400
税込
矢の根図小柄(越州三國澤原作穂先付)
無銘 -Mumei-
全長220.0ミリ 小柄の全長95.8ミリ 幅14.0ミリ 重さ44.0グラム(穂先含)
江戸時代 The Edo era
附属 桐箱
赤銅を素地とし、その一面に細密な魚子を打ち施した気品溢れる作品です。
意匠には、敵将を射るための平根と、鎧の緒を断ち切り神事にも重宝された雁股という、武功の象徴とも言える二種の特別な矢の根が描き出されています。
漆黒の整然とした魚子地を背景に、金と銀の鮮やかな色絵が施された矢の根がくっきりと浮かび上がり、目を見張るほどの凄みと際立つ美しさを示しています。
実戦の厳しさを物語る武骨な題材でありながら、金工の卓越した鏨運びと華麗な色絵の装飾が融合することで、比類なき格調高さを生み出しています。弓馬の道を重んじた武士の気高い精神性を伝え、拵を凛と引き締めてくれる作品です。