稲穂図小柄 吉岡因幡介 -Yoshioka Inabanosuke- 16-133
通常価格:¥66,000
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稲穂図小柄
吉岡因幡介 -Yoshioka Inabanosuke-
全長97.05ミリ 幅14.0ミリ 重さ26.0グラム
江戸時代 The Edo era
附属 桐箱
深く艶やかに色づいた上質な赤銅を素地とし、その一面に魚子を打ち施した気品溢れる小柄です。
意匠には、たわわに実った稲穂の姿が描き出されています。稲は武家の経済を支える石高の基盤であり、その豊かな実りは領地の安泰と五穀豊穣を約束する極めて吉祥なる画題として尊ばれてまいりました。
漆黒の整然とした魚子地を背景に、ふっくらとした米粒の一つ一つが金と銀の色絵によって立体的に表現されており、深い赤銅の黒との対比が、限られた空間の中に黄金色に輝く秋の情景を見事に浮かび上がらせています。
なお、裏面には銘が切られておりますが、本作におきましては真贋の保証はなきものとしてご案内いたします。また裏面に凹みが見受けられますが、表面の見事な細工の美観を損なうものではありません。実りの秋の豊かさと、確かな品格を備えた優品です。