稲穂に蝗図小柄 無銘 -Mumei- 16-083
通常価格:¥77,000
税込
稲穂に蝗図小柄
無銘 -Mumei-
全長97.6ミリ 幅14.0ミリ 重さ26.2グラム
江戸時代 The Edo era
附属 桐箱
赤銅を素地とし、その一面に魚子を打ち施した気品あふれる作品で、豊かに実り頭を垂れる稲穂と、そこに羽を休める蝗の姿が描き出されています。
稲穂は五穀豊穣を象徴し、米を禄として受けていた武家にとっては領地の繁栄に直結する、極めて重要で縁起の良い画題です。
ふっくらとした稲の実りや蝗の繊細な脚の運びが、金工の確かな鏨運びによって見事に表現されています。
限られた小さな画面の中に、日本の豊かな秋の情景と自然への敬意が凝縮されており、拵に季節の移ろいと確かな格式を添えてくれる優品です。