関住兼門- Seki ju Kanekado - 2-1344
通常価格:¥660,000
税込
刃長63.8センチ 反り1センチ
元幅32.5ミリ 元重ね6.9ミリ
物打幅26.0ミリ 物打重ね5.3ミリ
横手位置幅22.4ミリ 松葉先重ね4.5ミリ
裸身重量665グラム。
江戸前期 The early period of Edo era
昭和32年9月3日 大阪府登録
附属 特別保存刀剣鑑定書、素銅地金着はばき、白鞘
銘鑑を繙くに、新刀期に兼門と名乗る刀工が四名見られますが、この刀は寛文頃の作品かと思われます。
緻密に練られた地鉄は詰んで精美であり、小さな鍛錬疵一つない見事な鍛えには感嘆するばかり。刃文は匂口明るい互ノ目乱れで、焼頭は丸く、高低差が少ないため上品であり、刃縁には細かな砂流が看取され、帽子は表はやや乱れ、裏は直ぐに乱れごころに先丸く返っています。
古研ぎではありますが、研磨は下地も仕上げも良い真面目なもの施されているため、姿は凛としており、地刃のご観賞も清々しい心持でお楽しみ頂けます。
手元重心でバランスが頗る良く、手にとって構えてみると非常に軽く感じられます。本刀のような刃長短い刀は上士の註文による物が多く、現存する作品には名品が多く残されています。
尚、既製品の鞘に綺麗に刀身が納まりますので、安価にて拵の製作が可能です。御希望の方はお気軽に御用命下さい。
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