源来次人正則- Minamoto Rai Tsuguhito Masanori - 2-968
通常価格:¥550,000
税込
刃長66.35センチ 反り1.51センチ
元幅30.8ミリ 元重ね6.7ミリ
物打幅25.8ミリ 物打重ね5.6ミリ
横手位置幅22.8ミリ 松葉先重ね4.1ミリ
裸身重量646グラム。 拵に納めて鞘を払った重量914グラム。
江戸中期~後期 The middle ~ latter period of Edo era
平成24年8月21日 三重県登録
附属 素銅地銀着はばき、変塗鞘打刀拵
初見の銘につき詳細不詳。源来次人なる刀匠と正則なる刀匠の合作であろうか。今後の研究に期待。
変わり鉄を混ぜた杢目鍛えで肌は良く詰んでチリチリと縮緬状を呈す。刃文は互ノ目乱れで匂口は沈み、刃肌に絡んで砂流や金筋をはじめ、複雑な変化に富んだ出来口。当店にて上研磨を施しましたので、清々しい研ぎ上がったばかりの地刃の冴えを存分にお楽しみ頂けます。
附属の拵は鞘に凹みや擦れ傷が見られるも総体に保存状態は良く、切羽や鐔もすり替えられることなくうぶのままであることが大変貴重。目貫は表裏共に同方向であることから、羽と胴を笹であしらった笹雁紋またはその変形紋であることが窺い知れ、この刀を所有していた士のルーツを探ることができそうです。後世に現状のまま伝え遺して頂くべく、刀身と共に拵も保存刀剣鑑定受審をお薦め致します。