相模守藤原盛永 濃州関之住 - Sagami no kami Fujiwara Morinaga Noshu Seki no ju - 3-747
通常価格:¥396,000
税込
刃長50.08センチ 反り1.11センチ
元幅30.1ミリ 元重ね6.6ミリ
物打幅24.8ミリ 物打重ね5.1ミリ
横手位置幅21.5ミリ 松葉先重ね4.75ミリ
裸身重量500グラム。 拵に納めて鞘を払った重量779グラム。
江戸中期享保頃(1716~) The middle period of Edo era
昭和53年10月21日 岩手県登録
附属 銃砲刀剣研究会鑑定書、素銅はばき、黒蝋塗鞘脇指拵、白鞘
俗名を後藤忠右衛門と言い、盛長同人。甲州、和州郡山にても打つ。
元先の幅差頃好く、反り程好く付いて中切先。小板目杢交じりの地鉄はよく練れて少しく肌立って地景入り、刃文は匂口明るく冴えた互ノ目乱れで、互ノ目丁字風の刃や尖りごころの刃を交え、細かな砂流かかり、鋩子は表裏共に直ぐに先丸く返る。頗る出来が良く、特別保存刀剣鑑定もゆうに合格するものと思われます。是非特別保存刀剣鑑定を御受審頂き、本脇指の価値を高めて御愛蔵下さい。
附属の拵は鐔と切羽はうぶなれど、柄前は後世の合わせであるため、鞘とのバランスがとれておらず、柄にがたつきがあり、目釘孔に至っては三分の一程ずれている。よって柄前はおまけ程度にお考え頂き、新たに柄前を新調されることをお薦め致します。