無銘(小反り)- Mumei(Kozori) - 3-840
通常価格:¥440,000
税込
刃長45.1センチ 反り0.75センチ
元幅24.5ミリ 元重ね6.2センチ
物打幅20.0ミリ 物打重ね5.3ミリ
横手位置幅18.2ミリ 松葉先重ね4.6ミリ
裸身重量359グラム。 拵に納めて鞘を払った重量504グラム。
南北朝後期 The latter period of Nanbokucho era
昭和27年8月15日 東京都登録
附属 保存刀剣鑑定書、銀牡丹祐乗はばき、青貝散変塗鞘半太刀脇指拵
小反りとは、南北朝時代後期の備前長船正系以外の長船鍛冶の総称で、主な刀工としては、秀光・成家・守家・政光・師光などがいます。
この脇指は、大きく磨り上げられ、茎に比して元幅が狭く感じられる。今日まで相当働いてきた一刀です。
三ツ棟の鎬造りで柾目主体のよく練れて詰みごころの地鉄には、淡く映りが立ち、小互ノ目連れた刃文は砂流や金筋がかかり、刃中良く沸え、匂口は刃先に向かって煙り込まず、肥前刀の如くブッツリと途絶えた箇所が見られます。鋩子は直ぐ調に先丸く返る。
附属の半太刀脇指拵は、色の良い青貝を散らした渦模様の変わり塗り鞘に、赤銅磨地の一作金具を用い、目貫は文具図の粋なものが巻き込まれ、保存状態は良好。小柄と笄の二所物が失われていましたので、当店にて新作の小柄と笄をご用意致しました。こちらの小柄笄ご不要の場合は、表記価格より8,000円お安くさせて頂きます。
銀牡丹祐乗はばき、銀切羽、鐔の責金、全て当店にてしっかりとした仕事で施しておりますので、ガタ付きなくしっかりとしております。