藁苞蜆図 無銘(京金工)Mumei(Kyo Kinko) 17-002
通常価格:¥275,000
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京金工とは、江戸時代に京都で制作された金工品の総称で、特定の流派に属さない広範な作品群を指します。後藤家などの主要流派の影響を受けつつも独自の作風を示す作品に「極め」が付されることが多く、本作もその希少な一例として高い価値を持ちます。
この二所は、江戸時代の風物を忠実に再現した、京金工の名品です。藁苞(わらづと)で包まれた蜆の姿を容彫で巧みに表現しており、藁苞は金、蜆は深い黒色の赤銅で仕上げられています。
その細やかな質感とリアルな造形は、京金工ならではの卓越した技術と感性の結晶。
コレクションや鑑賞用として、また拵の脇役としても映える、歴史的風趣と職人技が融合した逸品です。細部まで緻密に彫り上げられた藁苞と蜆の表現は、所有者の鑑賞眼を存分に満たすことでしょう。