無銘(藤島) - Mumei(Fujishima) - 3-504
通常価格:¥550,000
税込
刃長35.8センチ 反り0.72センチ
元幅23.5ミリ 元重ね6.9ミリ
物打幅20.2ミリ 物打重ね5.1ミリ
横手位置幅18.7ミリ 松葉先重ね4.7ミリ
裸身重量253グラム。 拵に納めて鞘を払った重量479グラム。
室町前期~中期 The ealry ~ middle period of Muromachi era
昭和26年1月31日 千葉県登録
附属 保存刀剣鑑定書、素銅地銀着はばき、白鞘 / 継木、黒蝋塗鞘脇指拵
藤島とは、山城の名工、来國俊の門人であった初代藤島友重を祖とする、鎌倉末葉から南北朝に加賀国に移り住み作刀した刀工一派です。越前国藤嶋を生国とする故に藤嶋と称すると伝えられています。現存する藤島は室町初期より見られ、室町後期頃は特に繁栄しました。作柄は、姿などに京風の雰囲気が垣間見られますが、地鉄に黒味があり、大和伝風のものも、備前、美濃伝にも見える作品があると云われています。
この脇指は刀、または長寸の脇指を大きく磨り上げたもので、小疵あれど地鉄は良く練れて纏まっており、匂口明るく冴えた互ノ目乱れを巧みに焼き上げた作品。
附属する拵は状態良く、金具は龍図で統一され、見た目にもすっきりとしています。柄巻きは上手の裏革巻き。水戸金工の作になると鑑せられる黄金色に輝く鐔が、荘厳な雰囲気を醸し出しています。
当店にて研磨を施しました。研ぎ澄まされた古刀藤島の地刃の冴えを御堪能下さい。
各種クレジットカード、ショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。