加州住藤原信右- Kashu ju Fujiwara Nobusuke - 3-852
通常価格:¥220,000
税込
刃長30.35センチ 反り0.5センチ
元幅19.3ミリ 元重ね4.7ミリ
物打幅15.8ミリ 物打重ね3.9ミリ
横手位置幅14.4ミリ 松葉先重ね3.7ミリ
裸身重量138グラム。
江戸中期元文頃(1736~) The middle period of Edo era
昭和52年6月14日 北海道登録
附属 保存刀剣鑑定書、素銅はばき、白鞘
信右は江戸中期の元文頃に活躍した刀鍛冶で、元は鋳物師と伝えられています。俗名を永井与三兵衛と言い、本国は越中福野ながら、加賀や江戸でも作刀しており、本作は加賀にて鍛刀した一振で、短めの打刀をそのまま縮小し、稚児刀として鍛えられた作品。
身幅細く、重ねが薄いにもかかわらず、小板目杢混じりの肌立った地鉄に匂口明るく冴えた互ノ目乱れを巧みに焼き上げており、加賀の士の子息のために別注にて鍛えたことが窺がい知れます。
子の為に誂えた親心が込められているせいか、刃物であるにもかかわらず恐怖感は感じず、むしろ子に注がれた愛情をひしひしと感じられる逸品です。
余力ある方は再研磨を施し、姿と地刃の出来を存分に御堪能下さい。
各種クレジットカード、ショッピングローンによる分割購入も承っております。お気軽にお申し付け下さい。