包真 - Kanezane - 4-230
通常価格:¥385,000
税込
刃長21.1センチ 反り内反りセンチ
元幅20.1ミリ 元重ね5.6ミリ
物打幅17.0ミリ 物打重ね4.15ミリ
横手位置幅17.0ミリ 松葉先重ね4.15ミリ
裸身重量102グラム。
室町前期 The early period of Muromachi era
平成28年3月23日 大阪府登録
附属 保存刀剣鑑定書、素銅地金着はばき、白鞘
大和手掻派は、東大寺の西の正門である碾磑門の外辺に居住して作刀したことからこの名があるといわれています。包永を祖とし、鎌倉時代中期から室町時代末期に及んで活躍しており、室町時代のものは「末手掻」と称されています。
包真は南北朝期~室町期に渡り数代続いた刀工で、手掻本流の優工として知られます。
この短刀は、板目主調で刃寄りに柾交じり、処々杢目肌を交え、刃文は浅く湾れた小沸本位の匂口明るいもので、刃縁には湯走や食い違い風の刃、短い金筋を見せ、先は焼き幅たっぷりと、帽子は突き上げごころで、返りは幅広く深く返り、所々に棟焼きも見られる出来口を示しています。
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